01地震の揺れをおよそ50%吸収
特殊粘弾性体が地震による振動エネルギーを吸収します。 それによって、実際の建物の揺れ幅を50%ほど抑えることが可能です。
阪神淡路大震災レベルの振動実験で住宅の揺れ幅を比較 | |
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ガルコン制振住宅 | 揺れ幅6.6cm |
他社耐震住宅 | 揺れ幅14.2cm |
地震の振動エネルギーを吸収・分散させるガルコンは、どんなに激しい揺れも上手にコントロール。内蔵された粘弾性体の吸収力と、強力なバネと金属板の復元力が働いて、揺れそのものを減衰させます。外部からの力を和らげ、ゆるやかに復元するこの「制振装置」は地震はもとより、強風や交通による震動にも大きな力を発揮し、建物内の安全性を、飛躍的に高めます。
地震に対する従来の工法は、水平方向にかかる力にどう抵抗し、変形しない強固な建物をいかに造るかに力が注がれてきました。しかし、建物の破壊を防ぐことができたとしても、建物の中にいる人が感じる揺れの程度は変わらず、家具の転倒や器物の移行によるケガの減少、恐怖心の緩和にはつながりません。そこでガルコンは、建物の内部にいる人の体感レベルを実際の約2分の1に減少し、安全な居住空間を提供します。
※画像はガルコンⅦ L型の分解図です。
※「制振金具」特許出願中
特殊粘弾性体が地震による振動エネルギーを吸収します。 それによって、実際の建物の揺れ幅を50%ほど抑えることが可能です。
阪神淡路大震災レベルの振動実験で住宅の揺れ幅を比較 | |
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ガルコン制振住宅 | 揺れ幅6.6cm |
他社耐震住宅 | 揺れ幅14.2cm |
浜松で自動車関連の生産で培った板金・加工技術を活かし、ガルコンを社内製造し、品質チェックをおこなっております。
ガルコン制振金物は、さまざまな公共機関での安全性、有用性が確認・認証されています。
令和2年3月
一般財団法人 日本建築総合試験所
建築技術性能証明取得
木造軸組構法建物用制振装置「ガルコン」
平成25年2月
愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
評価技術名称 木造軸組補強工法
「ガルコン制振工法」
平成21年4月
一般財団法人 日本建築防災協会
技術評価取得
木造軸組補強構法 ガルコン制振工法
本社工場のガルコン展示館では、振動実験による制振効果を実際に確認することができます。
地震に対して高い意識を持っている東海地区において高い導入実績があります。コンパクトで設置が容易なことからクライアントの設計要望に柔軟に対応することが可能で新築やリフォームなど幅広く採用されています。また、リフォーム時などにも安価に取り付けることが可能です。
ガルコンの特殊粘弾性体はマイナス15℃から80℃までの温度変化による変質がなく、その効果を60年以上維持します。そのため一度取り付けたガルコンは、メンテナンスの必要がなく、お客様の経済的負担も少なくて済みます。
ガルコンは梁と柱の内側にビスで取り付けます。コンパクトで施工性が良いためリフォームや耐震改修・神社仏閣でも取り付け可能です。工期は1〜2日程度、お客様の負担を最小限にとどめます。